【台湾発】野球のU―18W杯(台北・天母野球場)で悲願の初優勝を果たした日本代表が11日に帰国。10日の決勝・台湾戦では走攻守でフル回転した「美白王子」こと丸田湊斗外野手(18=慶応)も笑顔の凱旋を果たした。

 この夏一番「持っている男」であることは間違いない。今夏の甲子園で優勝を果たし「日本一」を達成すると、わずか半月で「世界一」も成し遂げてしまった丸田。当然これは代表チームの中でも丸田ただ一人の大偉業となっており「本当に幸せ者だと思います。(甲子園では)『世界一最高の夏』って言ったんですけど、『宇宙一』かもしれないです(笑い)」と思わず笑顔がはじけた。

 これほど「持っている男」はなかなかいないが、やはり「元祖・持っている男」として思い起こされるのは元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)だろう。早実時代の夏の甲子園、早大進学後の大学選手権で2度の日本一を達成した斎藤氏は「ハンカチ王子」として一世を風靡(ふうび)。丸田からすれば、その存在は「先輩王子」とも言える。

 そんな新旧王子の2人には、さわやかなルックスと人並外れた強運以外にも、意外な共通点があった。斎藤氏をアマチュア時代から応援し続ける、本人公認の女性ファンでもある通称〝佑ちゃんマダム〟の1人はこう語る。

「2人のイメージは穏やかで和やか、優しいソフトな男子。野球以外の面だと、佑ちゃんの場合は親御さんの教えで勉強も怠らず、文武両道でした!」

 早実は野球部も例外なく勉学を重視することで知られ、最悪の場合は留年する可能性さえ発生。斎藤氏も「テスト前は勉強合宿をして猛勉強していた。じゃないと留年してしまうので…」と当時の苦労を明かしていたが、これは慶応の丸田も同様だ。日々の勉学を怠れば留年も避けられない中で、学業も大切にする家庭の指導もあって文武両道を貫いてきた。

 斎藤氏はその努力のかいもあってか、現役引退後は野球以外の分野でもマルチに活躍。前出マダムは最後に「2人とも、向上心をもってますます高みを目指してください。初代王子から美白王子へ、野球のバントをつないでいってくださいませ!」と2人のプリンスに向けて熱烈なエールを送った。