球団から無期限の公式戦出場停止処分を受けた西武・山川穂高内野手(31)の処分解除は、やはり今季終了後以降となりそうだ。

 知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検されていた山川の検察判断は、嫌疑不十分として8月29日に不起訴処分となった。それから6日後の4日、球団処分を受け山川は「深く反省しています。処分内容を真摯に受け止め、今後は一つひとつ目の前のことに取り組み再びチームの役に立てるように地道に練習に励みます」とコメントを発表し、5日もこれまで通り三軍練習で汗を流した。

 4日、飯田光夫球団本部長は都内で「不起訴処分になったとはいえ、これだけ世間を騒がせたということ。球団としては重いと考えた結果の処分です」と説明。併せて山川の出場停止の対象を一、二軍の公式戦とし三軍戦や10月のフェニックス・リーグは対象外であることを語っていた。同本部長は5日、敵地で行われたオリックス戦(ほっともっと)前に選手、首脳陣を集めこの処分に関する説明を行った。

 わずかなCS進出の可能性を追いかける現場に対する最大限の配慮で、処分発表はチームの神戸への移動日の4日だった。山川問題に関しては、これまでも現場に余計な雑音を与えないよう最大限配慮してきたフロントの姿勢を見れば、今季中の現場復帰はやはりないだろう。

 まだ可能性を残す相手女性側の検察審査会への申し立て、民事訴訟次第ではさらなる問題解決までの長期化も予想される。山川もそれを念頭に置いての会見未対応でもあろう。この問題が本当の意味で終結した時に山川の処分解除による謝罪、復帰会見が設定されることになりそうだ。