巨人は2日の3位・DeNA戦(横浜)に4―13と大敗。痛恨の2連敗でCS圏内まで4ゲーム差に広がった。

 救援陣が打ち込まれ8点差の8回に野手の北村拓がマウンドに上がった。ワンサイドとなってしまった一因は序盤の守備でのミスにあった。5年目左腕・横川凱投手(23)が初回無死一塁でけん制で誘い出し挟殺プレーに持ち込んだ。だが一塁・秋広の送球を二塁・門脇がまさかの落球。無死二塁とピンチが広がりそこから3失点となった。

 川相昌弘総合コーチは「あれ(挟殺プレー)がアウトにできなかったというのが、流れが悪くなった要因。せっかく(関根を)おびき出したんだから。その辺は2人(=秋広、門脇)で話し合いなさいという話はしました」と指導を振り返った。

 とはいえ打線でクリーンアップを務める秋広は左翼での先発機会がもっとも多い。門脇も三塁が主戦場とシーズン中に連係を深める時間はなかった。

 秋広は2回の一塁守備でも正面のゴロを弾く失策。これが4失点目につながった。「思ったより球が打球が速かったんじゃないかな。差し込まれていた」と川相コーチは同情も、「(ポジションが)どこであっても最低限やるべきことはやらないといけない。エラーが出れば練習すればいいし、いくら練習してもエラーする時もある。その繰り返し」と叱咤した。

 失策数45は依然、セ・トップの堅守だがその数は段々と増え始めている。2日の試合では昨年の支配下ドラフト全5選手が出場と若手の起用が増えた半面、ミスも増加傾向。理想は「勝利」と「育成」の両立だが、この課題をどう克服していくのか。シーズン最終盤でのコーチ陣の手腕が問われそうだ。