広島は29日の巨人戦(京セラドーム)に5―4で逆転勝ちした。先発・九里は6回1/3を投げて4失点。ただ、後続の投手陣が踏ん張った。打線は相手(11安打)を下回る8安打ながらデビッドソン、末包の2本塁打で効果的に得点した。

 新井監督は「全員で勝って、全員で勝ちをもぎ取るのがカープの野球、戦い方だから」と笑顔を見せた。そして「『末包さん』はすばらしい本塁打だった。切れずにあそこが本塁打になるのは、技術的にも成長してきている」とニンマリだった。

 首位・阪神が敗れたため、ゲーム差を6とした。また阪神のマジックが消え、自力優勝の可能性が復活した。それでも指揮官は「消えたりついたりするもの。自分たちができるのは一戦一戦、戦って勝ちをもぎ取ることだけ」と淡々と話した。