変わらない姿を貫けるか――。全日本プロレスのシングル最強を決める「王道トーナメント」に新日本プロレスから参戦している小島聡(52)が、「オジサンの星」になるべく意気込んだ。

 1回戦で極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」の斉藤レイを、2回戦で大日本プロレスの野村卓矢を撃破し、準決勝(27日、愛知・名古屋国際会議場)に駒を進めた。まず石川修司と対戦し、勝てば同日の優勝決定戦に臨むことになる。

 新日本マットに限らない活躍が続くが「昨年からいろんな団体に顔を出させてもらっていることは運がいいと思う」。その上で「でもトーナメントは、運ではどうにもならない。巡り合わせを生かすのは俺の実力であって、ここをどう切り抜けるかが、今後の課題だと思うので頑張ります」と、優勝して健在ぶりをアピールするという。

 最初の障壁となる石川には「あそこまで大きいとなかなか攻略も難しいと思う」と警戒。それでも「誰が来ても小島聡のプロレスは変わらないし、変えようがない。その変わらない姿や主張を32年間見てもらってきた。それが信念だから。それをこれからもやるだけですよ」と年齢を重ねようとも変わることを拒み「小島聡」を貫く決意だ。

「自分の中で、日本全国の50代の男性の代表っていうくらいのつもりでやっているので」。トーナメントを制し、アラフィフ世代に希望を与える。