全日本プロレスのシングル最強を決める「王道トーナメント」が19日、後楽園ホールで開幕し、新日本プロレスから初参戦している小島聡(52)が極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」の斉藤レイ(36)を下し、1回戦を突破した。

 15日の会見で「ブチのめしてやる!」と挑発された小島は「16歳も年下のくせに何偉そうなこと言ってんだ!」と応戦。両者の間に遺恨が残る中での対決となった。

 序盤はレイにリズムをつかまれた。場外戦では鉄柵にぶつけられ、パイプイスで背中に強烈な一撃を食らった。しかし、中盤になると流れは一変。チョップを連発し反撃を開始した小島は、得意のラリアートでダメージを与える。終盤にかけて一進一退の攻防が続くも、最後は小島がボディーアタックからのラリアートで3カウントを奪った。

 まずは初戦を突破し、「このリングに生き残ることだけを考えて試合をしている。居場所が少なくなってくる中、リングの中にいられる方法は、勝ち上がるしかないんだ」と絶叫。初優勝から再び黄金期を迎えることを目標に掲げる小島にとって、大きな1勝となった。

 22日の2回戦(東京・新木場1stRING)では、1回戦で大森北斗に勝利した野村卓矢との対戦が決定。「どんなにつらい相手でも、厳しい相手でも、勝たなきゃいけないという強い気持ちで試合をしている。どんな時も、最後まであきらめないで戦いたい」と力を込めた。