この経験を本戦に生かす――。世界ランキング36位のバスケットボール男子日本代表は19日、東京・有明アリーナで同7位のスロベニアと対戦。68―103で敗れ、国際強化試合を1勝2敗で終えた。

 25日に開幕するW杯を前に、大きな課題が浮かび上がった一戦となった。NBA界のスターとして知られるルカ・ドンチッチ(マーベリクス)を擁する難敵に対し、序盤こそ河村勇輝(横浜BC)が徹底マークを見せたが、23得点を許した。攻撃面でもかねて強化ポイントに挙げていた3点シュートの成功率は21・7%止まり(46本10本)だった。

 試合後のトム・ホーバス監督は「まだうちのバスケをやれていない」と顔をしかめたものの、本番まで約1週間残されている。「NTCに戻っていろいろ練習をしてうまくなる」とリベンジを誓った。富樫勇樹(千葉)は「反省点が多い試合だった。これから本番が始まるので、修正点と良いプレーをしっかりチームで確認して、グループリーグを突破できるようにやっていきたい」と決意を新たにした。

 日本、フィリピン、インドネシアの共催で実施される今大会は、アジア最上位になると2024年パリ五輪の出場権を獲得できる。1次リーグでは25日に同11位のドイツ、27日に同24位のフィンランド、29日に同3位のオーストラリアと対戦する。