女子プロレス「スターダム」のワールド王者・中野たむが、レジェンド狩りに燃えている。

 13日の大阪大会では180センチの〝謎の巨人〟メーガン・ベーンを撃破し、V2を達成。無事に王座を守り切った王者は「巨人メーガン、バケモノすぎる。本当に怖かった。でも世界は広いことを知った。これからも、まだまだ私がこのスターダムを輝かせます!」と誓った。

 真夏の祭典「5★STAR GP」開催中のため、試合後に次期挑戦者は現れなかった。ひとまず難敵を退けたことで、中野が次なる照準を定めたのが、19日東京・大田区総合体育館大会だ。同大会ではなつぽい、安納サオリと組み、スターダム初参戦となるLLPW―Xの〝ミスター女子プロレス〟神取忍、井上貴子、葉月組と激突する。

 ベテランとの対戦に緊張しつつ、中野は「神取忍と北斗晶の試合は、ジュリアと私の試合と比較されることが多くて、めちゃくちゃ見てきた。プロレス界の一時代を築いた人として本当に尊敬している」と敬意を表す。

 ただし、7月の会見で「スターダム、なめんじゃねえ!」と挑発したものの、完全にスカされたことは忘れていない。眉間にしわを寄せた中野は「第一線から退いて、あのころの気持ちを忘れちゃってんじゃないのかな? 私が全盛期だった時の神取忍を思い出させてやる!」と宣戦布告だ。

 さらに、2000年7月2日のLLPW有明大会で行われた神取と天龍源一郎の伝説の「顔面変形マッチ」を引き合いに出し「今まで試合で何度も顔面崩壊してきて、修復するのに顔に何十万も〝課金〟してきた。だから顔面が腫れるくらい怖くない」と豪語した。

 その上で「今の女子プロレスをレジェンドたちに叩き込んであげます。そして私が勝って、一緒にコズエンダンスを踊ってもらう」と予告。中野率いる「コズミック・エンジェルズ」が入場時に披露するダンスを、神取と貴子に踊らせるという。

 スターダムの最高峰王者が、団体の威信をかけてレジェンドに立ち向かう。