新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」12日両国大会の準決勝で、内藤哲也(41)がIWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)を撃破して6年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。

 直前に行われたもう1試合の準決勝で、オカダ・カズチカがEVILを撃破。残るもう1つのイスをかけたメインイベントは、壮絶な意地の張り合いとなった。

 20分過ぎ、スイングDDTからバレンティアを決めた内藤は、伝家の宝刀スターダストプレスを発射。しかしこれを回避されると、正面からヒドゥンブレードを浴びてしまった。

 エルボー合戦からバックエルボーを連射した内藤だが、サイレントウィスパー3連発でダウン。カウント9で立ち上がったが、ヒドゥンブレード、オスカッター、コークスクリュー式セントーンと怒とうの猛攻にさらされた。

オスプレイ(右)にデスティーノをきめる内藤哲也
オスプレイ(右)にデスティーノをきめる内藤哲也

 ストームブレイカーをウラカン・ラナで切り返した内藤だが、オスプレイの蹴りがモロに顔面に入って再びダウンしてしまう。それでもストームブレイカーをカウンターのデスティーノで切り返すと、バックエルボーを交わして変型デスティーノを発射。最後はついに正調デスティーノをさく裂させて激闘に終止符を打った。

 試合後のリング上でマイクを握った内藤は「明日行われる優勝決定戦。オカダなのか、それとも内藤なのか。その答えはもちろん! トランキーロ、あっせんなよ」とアピール。最後は代名詞の「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」の大合唱で大会を締めくくった。

「やっぱりG1クライマックス、やりがいがあるよ。プロレスラーとしてこんな充実した日々、改めて新日本プロレスのレスラーになってよかったなって思いましたよ。でもまだ明日、優勝決定戦が残ってるんでね。対戦相手はオカダ? 申し分ない相手だな。オカダを倒して、そして両国のリングのど真ん中で、大声で叫びますよ」と予告した内藤。最高の舞台で実現するオカダとの黄金カードを制し、6年ぶり3度目の優勝を手に入れる。