新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日浜松大会のDブロック最終公式戦で、棚橋弘至(46)は内藤哲也(41)に敗れ、5年ぶりの勝ち越しはならなかった。
ここまで3勝3敗の棚橋は、最終戦で内藤と激突。すでに直前の公式戦でザック・セイバーJr.が勝ち点10、ジェフ・コブが勝ち点9にまで伸ばしていたため、決勝トーナメント進出の可能性はなくなっている。それでも19年大会から3年連続負け越し、昨年大会も3勝3敗に終わっているエースは、5年ぶりの勝ち越しをモチベーションにリングに立った。
場外へのハイフライフローを投下するなど鬼気迫る攻めを見せた棚橋は、ハイフライアタックからハイフライフローを発射。両ヒザで迎撃されてしまい決定機を逃したが、それでも攻め手を緩めない。デスティーノをスモールパッケージホールドで切り返すと、スリングブレイド、ダルマ式ジャーマンと得意技を連発した。
さらにトゥエルブシックスを狙った棚橋だったが、これを阻止されるとバックエルボーで反撃を許す。ドラゴン式張り手を見舞うも、唾を吐いて応戦してくる内藤にスイング式首固めで丸め込まれ、逆転の3カウントを許してしまった。
執念も実らず無念の負け越しが決まった棚橋はコメントスペースで大の字に。「もう俺には何も残ってないよ! 5年連続でG1負け越しか(注・昨年は3勝3敗)。こんな俺に『また来年も出たい』なんて軽く言うことはできないから…力で勝ち取るしかないな。世界中のベルト、1本や2本、3本や4本手土産にして、来年は堂々とG1に出てやるからな、コノヤロー」と再起への思いを明かしていた。











