新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」10日船橋大会の準々決勝で、内藤哲也(41)がヒクレオ(32)を下し準決勝(12日、両国)に進出した。

 前日9日の浜松大会でDブロック1位通過を決めた内藤は、初対決となったヒクレオの規格外のパワーに苦しんだ。203センチ、120キロの巨漢戦士にヒザ攻めを展開したが、スイングDDTをキャッチされるとパワーボムで投げ捨てられる。さらにコリエンド式デスティーノにカウンターのパワースラムを浴びてしまった。

 それでもゴッドセンド(チョークスラム)にカウンターのDDTを浴びせて反撃開始。コリエンド式デスティーノを再び阻止され左でのゴッドセンドでマットに叩きつけられるが、正調のゴッドセンドはデスティーノで切り返す。そのまま正調デスティーノをさく裂させ、3カウントを奪ってみせた。

 2年連続の4強入りを果たした内藤は「ヒクレオとの初めてのシングルマッチ…やっぱり俺、ああいうタイプとの試合好きだな。危なかったのは事実。でもメチャメチャ楽しかったし、ヒクレオの将来がすごく楽しみだなと思いましたよ」と対戦相手を称賛。「次の相手は(デビッド)フィンレーなのか(ウィル)オスプレイなのか…どっちか分からないけど、会場は真夏の両国国技館。俺はファン時代、何度も見てたよ。やっぱりG1と言ったら真夏の両国でしょう。対戦相手が誰だろうと関係ないよ。俺自身が目いっぱい楽しんで、そして最高の結果をつかみますよ」と、6年ぶり3度目のG1制覇へ目を輝かせた。なお内藤の準決勝の相手は、直後の試合でフィンレーを下したオスプレイに決定した。