新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」6日大阪大会のBブロック最終公式戦で、IWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)がエル・ファンタズモ(36)から5勝目をあげ、ブロック2位通過を決めた。
ここまで2敗のオスプレイと、3敗のファンタズモによる最終決戦。勝った方が決勝トーナメント進出が決まる大一番は、壮絶な意地の張り合いとなった。ストームブレイカーをリバースフランケンシュタイナーで切り返され、サドンデスを浴びたオスプレイは、ファンタズモの猛攻にさらされた。
オスカッターを逆さ押さえ込みで切り返されると、ELP・タイチ・外道クラッチ、フランケンシュタイナーと幾度となく押さえ込まれ窮地の連続。さらには掟破りのオスカッターからCRⅡまで浴びてしまった。
それでもオスプレイはことごとくカウント2でキックアウト。ファンタズモがコーナー最上段から飛び付きトルネードDDTを狙ったところに、カウンターのオスカッターをさく裂させ、逆転する。オスカッター、ヒドゥンブレードと怒とうの猛反撃に転じ、最後はストームドライバー93(タイガードライバー91)で激闘に終止符を打った。
試合後のリング上でマイクを握ったオスプレイは「ファンタズモ、スゴイレスラーネ!」と日本語で対戦相手を絶賛。「お前は(自身を指さして)巨大なホホジロザメと一緒のプールを泳いだんだ。傷ついたかもしれないが、大阪のみんなは、お前の戦う姿を目撃した。また相対することもあるだろう。アリガトウ」と再戦を誓った。
これでBブロック2位突破を決め、準々決勝(10日、船橋)へと駒を進めた。オスプレイは「疲れてボロボロだが、俺たちは新しい新日本プロレスのために戦い続ける。俺たちは新時代にいる。そして今、本当の試練が始まる。みんな、両国についてきてくれ。なぜなら俺がG1を優勝するから。なぜなら俺はウィル・オスプレイ、別次元に立つ男だからだ」と豪語。昨年は優勝決定戦で涙を飲み、準優勝に甘んじた。2016年のケニー・オメガ以来、史上2回目の外国人選手によるG1制覇まで、あと3つだ。












