競泳男子の入江陵介(33=イトマン東進)がトビウオジャパンの現状に〝危機感〟を募らせている。

 2日に都内で行われたデサント社「アリーナ」の競泳用トップモデルスイムウェア発表会に出席した入江は、新たなアイテムについて「内旋を感じて足の位置が内側に入るので、それが後半のキックの部分で助けてくれる」と好印象を口にした。

 主将として挑んだ7月の世界選手権は、日本勢のメダルがわずか2個。21世紀以降で最小となった。世界との差を痛感した入江は「周囲からは厳しい目で見られる。銅メダル2個に終わり、どちらかと言えばギリギリのメダルだった。何か体制をガラッと変えていかないといけない時期に差しかかっている」と顔をしかめた。

 その上で「選手もコーチももう一度、一から考える機会になる。パリ五輪に間に合うどうこうではなく、今後も競泳界は続く。悔しい結果の選手の方が圧倒的に多い」。自身も左肩のケガの影響で思うような結果を残せなかったことから「もっと強くならないといけないと教えてくれる機会になった。再発しないようにしながら、いい泳ぎをつくり上げたい」と自らに言い聞かせた。

 今回の惨敗をきっかけに、個々の選手が奮起することはできるか。