ようやく負のスパイラルから抜け出した。女子ゴルフの今季メジャー第4戦「エビアン選手権」2日目(28日=日本時間29日、フランス南東部エビアンのエビアンリゾートGC=パー71)、64位から出た渋野日向子(24=サントリー)は2バーディー、3ボギーの72で回り、通算2オーバーの39位で決勝ラウンドに進んだ。

 5試合連続予選落ちと苦しんでいた中、4月の「JMイーグルLA選手権」以来の予選突破。渋野は「ゴルフも気候もコースコンディションもハードだったのでかなり疲れる1日だったけど、何とか耐えられたかな」とし「やばいところに行くショットも多々あったんですけど、何とかしのいで。我慢のゴルフで集中を切らさずにできた」と笑顔で振り返った。

 この日はパットが好調で、微妙な距離のパーパットを何度も沈めた。試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた平瀬真由美(53=ダイキン)は「いいストロークをしている。パッティングは良かったということ」と復調を強調しながらも「ショットは左にいくのがありました」と懸念した。その上で「(スイングの)トップの位置が揺れて左に出ている。クラブヘッドが揺れるとミスショットになるんですけど。何度も最初から左に出ているのがあった」と指摘し、今後のプレーに注目していた。

 笹生優花(22)は69で回り通算6アンダーと首位と1打差の2位に浮上し、畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は67で通算5アンダーの4位。勝みなみ(25=明治安田生命)が通算1オーバーの28位、古江彩佳(23=富士通)と山下美夢有(21=加賀電子)は3オーバーの52位で予選を通過した。