自慢の快足を魅せる。26日に支配下契約を結んだ中日の育成ドラフト3位ルーキー・樋口正修内野手(24)が28日、東京ドームで会見を行った。推定年俸は420万円で背番号は「97」に決まった。

 二軍は27日のウエスタン・リーグのオリックス戦(舞洲)後、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に備えて福岡入りしたが、樋口は急きょ、東京へ移動。28日の巨人戦(東京ドーム)から一軍合流し、そのまま出場選手登録された。会見で「走力が一番の武器。セールスポイントはスピードなので、塁に出たら盗塁して、一塁でも二塁にして得点圏にできる選手」と猛アピールした。

 目標は球界を代表する〝走塁のスペシャリスト〟と称される周東(ソフトバンク)だ。「ずっと周東選手は目標。一度、ファームの試合で間近で盗塁を見た。スタートもそうだが、1球で走る場面で、技術だけじゃないところが盗塁にある。そこが勉強になった。こういう選手が一軍で戦っているんだなと肌で感じた。より一層、頑張らないといけない」と意気込んだ。

 埼玉・北本高から駿河台大を経てBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズから中日に入団。50メートル5秒台の俊足を武器に二軍戦では主に二塁や遊撃など内野の複数ポジションをこなし、75試合に出場。232打数49安打で打率2割1分1厘、0本塁打、11打点、4盗塁の成績を残している。

 会見に同席した立浪監督も樋口に対し〝竜のスピードスター〟としての飛躍を期待した。