政治家女子48党のお家騒動で、大津綾香氏が25日、声明を発表し、4月に発表した第三者委員会の設置が遅れている事情について、説明した。

 大津氏は立花孝志、斉藤健一郎参院議員との間で代表権争いを繰り広げている。大津氏はこれまでの経緯を説明し、6月に斉藤氏が申請した法務局への代表変更届が却下されたことで、「私が党代表の地位にあることが確認できる状況となりました」としている。
 
 先月末には、ガーシー(東谷義和)被告の再逮捕を受け、立花氏や斉藤氏、丸山穂高副党首ら役員らに責任があるとして解任。新たに会計責任者と監事を選任していた(その後、会計責任者は大津氏が兼任)。立花氏には会計事務の引き継ぎ命令を発出した。立花氏側は大津氏が既に党代表を解任されているとして、期限までに引き継ぎ作業は行われていなかった。

 これを受けて、大津氏は「会計帳簿等の引き渡しを求める仮処分命令を申し立てるなどの法的手続きを検討するとともに公開書類の精査を通じて可能な限りの資料を整え、外形的情報から認められる範囲においてのみ、まずは刑事告訴・告発を行うべく準備を進めている」と法的措置を取るという。

 また党のカネの流れを明らかにするために第三者委員会の設置を行うとしていたが、「詳細な会計資料等が整わない状態で第三者委員会を設置しても、委員の皆様にご検討いただく材料がありません。第三者委員会による調査は今後、会計資料等が整うに至った段階から取り組んで頂く」と当面、設置は見送られることになりそうだ。