格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.2」(30日、さいたまスーパーアリーナ)に出場するヒロヤ(25)が、必勝の十字架を背負った。
伊藤裕樹(26)との一戦を「勝ちにこだわる」とテーマに掲げる。「今までは魅せて勝とうと思っていた。今回は魅せることは考えずに、とにかく勝つことだけにこだわっていきたい」と心境の変化を口にした。
この変化は「朝倉未来1年チャレンジ」同期の西谷大成が、6月の「RIZIN.43」で元シュートボクシング世界王者・鈴木博昭に1ラウンド56秒でTKO負けを喫したことが大きいという。
「朝倉未来1年チャレンジ」は2020年に、実業家の三崎優太氏と朝倉未来が設立。オーディションに合格するとチャレンジ生は、1年間の格闘技指導と東京での住居生活費の支援を受けることができる。およそ500人の応募者から1期生には3人が選抜され、ヒロヤと西谷はその中の2人だ。
そんな仲間の敗因をヒロヤは「西谷君は本来、RIZINの中堅選手とも張り合えるくらい強い。魅せようとしたのか、勝負を仕掛けるのが早かった」と分析。「『全然まだまだ弱い』という声を聞いて、僕もすごく悔しかった。自分が勝てば西谷君の評価も変わると思うので、なんとか勝って評価を覆したい」と同期の敵討ちに意欲を見せた。
決戦に向けた準備も整えている。「今回はセコンド全員と情報をすごく共有している。勝ちにこだわっているからこそ、今の自分ができることと、できないことを素直に伝えた上で作戦を練っている」。師匠・未来の顔に、これ以上の泥を塗るわけにはいかない。「朝倉未来1年チャレンジ」の1期生として、意地を見せることはできるか。












