新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」18日山形大会のAブロック公式戦で、成田蓮(25)と辻陽太(29)の令和闘魂三銃士対決は20分時間切れ引き分けに終わった。

 新世代が集結したAブロックの中でも、2人と海野翔太の「令和闘魂三銃士」のマッチアップはとりわけ高い注目度を集めている。開幕戦で実現した成田と海野の公式戦はフルタイムドロー。この日の両雄の戦いも、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。

 残り時間3分を切ったところで辻はカーブ・ストンプを決めると必殺のスピアーで勝負を決めにいく。成田はこれを回避すると断頭台(ギロチンニードロップ)をさく裂させて反撃。しかし辻もカウンターのジャンピングニーからヘッドバットで成田の決定打を許さない。

 残り時間1分を切るとコーナーポスト上の攻防に。競り勝った成田がダイビングニードロップを投下しようとしたところで、試合時間終了のゴングが鳴らされた。試合後も辻が成田にラリアートを見舞うなど、痛み分けの両雄は最後まで対抗心をむき出しにした。

 海野戦から2戦連続の引き分けとなった成田は「アア! クソッ!」と悔しさをあらわにして控室へ。一方の辻は「成田、正直に言わせてもらおう。今宵、お前が『柴田(勝頼)のまね事野郎』で良かったと思ってる。なぜか分かるか? もしオリジナルの成田蓮、等身大のそのままの成田蓮が相手だったら今日の結果は違っていたかもしれない。お前は誰なんだ? LA道場に行って、日本に帰ってきたのに、お前はいまどこを旅してるんだ? お前のその心の中、お前の目の中には誰が映ってるんだ?」と対戦相手に呼びかけていた。