巨人は16日のヤクルト戦(神宮)に3―10で敗れ今季3度目の4連敗。前半戦残り1試合で借金1と前半戦の5割以下ターンが決まった。そんななか巨人は残り3の支配下枠について今月31日の期限ギリギリまで見極める方針であることが明らかになった。
この日、ブリンソンが左手首のケガで登録を抹消。中田翔がコンディション不良により2戦連続でスタメンを外れた。ケガ人続出による4連敗に原監督は、「全員でいかないといかんよ」と前を向いた。
17日のヤクルト戦(神宮)を最後に18日から4日間の球宴休みに入る。当然、戦力のテコ入れが必要になるが、気になるのは残り3となった70人の支配下選手枠の行方。今季はすでに9人を育成から支配下に昇格させている。
球団関係者の1人は「残りの3枠について球団フロントは(7月31日の補強期限)ギリギリまで支配下昇格を待つ方針だそうです。『今すぐに昇格させる必要はない。ぎりぎりまで見極める。早く埋めてしまうと育成選手のモチベーションがなくなってしまう』との理由でした」と証言する。
昨オフ、巨人は中川皓太、梶谷隆幸ら手術を受けた選手やケガ人など大量11人を育成契約とした。ここ数年、シーズン中に70人の枠をいっぱいに埋めるとオフに大量に育成契約を結ぶ傾向が続いていた。
だが今年に関しては「(支配下枠を)使い切るかどうかは分からないそう。今年はケガで支配下から育成に落とす必要のある選手がここまでは例年より少ないことが理由」(前出の関係者)。ファームでは湯浅大ら手術を受けた選手はいるが長期離脱のケガ人は少ないという。合わせて成績を理由に育成に落とすケースも減るという。
ここ数年、巨人は春季キャンプを支配下62~63人でスタートすることを理想としている。ドラフトで獲得する新人との入れ替えも必要で育成による〝救済〟がなくなれば戦力外の数は例年よりも増えることになる。
来季も契約を勝ち取るには一軍、二軍を問わずここから結果を出すしかない。チーム内サバイバルが活性化することで巨人がチーム力の底上げにつなげられるか。












