競泳の東京五輪男子200メートルバタフライで銀メダルの本多灯(21=イトマン東京)が、環境の変化にうまく適応し、世界選手権(14日開幕、福岡)でのメダル獲得を目指す。

 23日から競技が始まる競泳の日本代表は12日、都内で練習を公開した。優勝すれば2024年パリ五輪代表に決まる大会に、最大の強敵である東京五輪金メダルのクリストフ・ミラク(ハンガリー)は欠場。本多は「多少は(ミラクの欠場に)ショックを受けていたけど、そこまでモチベーションは変わらずに、むしろやってやるだけだという気持ちになっている」と闘志を燃やした。

 そんな本多の強みは、変化を恐れない積極性だ。「年末ぐらいから生活が一変した。実家を出て一人暮らしを始めたり、クラブの方(イトマン東京)に所属させていただいたことも大きい。初めは慣れなくて、何をしていいのか分からないという状況が多かった」と振り返る。それでも「今は慣れて、何が自分にとっていいものなのかであったり、食事を取る際に、どういう栄養を取ることがベストなのかということも幅広く考えている。そこが水泳にもつながっている」と成長を実感している。

 01年以来2度目となる自国開催の今大会において、本多にかかる期待は大きい。「初日に400メートル個人メドレーがあるので、予選から強気でいきたい。200メートルバタフライは3日目。予選、準決勝はしっかり通過して、その中でも自分の最高のパフォーマンスをして、決勝で1分51秒台を出して、金メダルを目指して頑張りたい」と決意を述べた。