WWE女子王者の〝女帝〟アスカが、包囲網を敷かれている。

 5・27サウジアラビア決戦でビアンカ・ベレアから王座を奪ったが、2週前のスマックダウン(SD)では〝女王様〟シャーロット・フレアーと防衛戦。だが、王座戦にはリマッチを要求していたビアンカが乱入し、アスカが反則勝ちで防衛を果たした。

 前回SDでは、今度はいつでもどこでも最高峰王座に挑める権利を持つMITB覇者のイヨ・スカイ(紫雷イオ)がアスカを襲い、キャッシュイン(挑戦権行使)を試みた。ところが、これまた乱入したビアンカとシャーロットが阻止して、WWE女子王座戦線は〝四つどもえ〟の抗争となっている。

ベルトを見せつけるアスカ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ベルトを見せつけるアスカ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 WWEの公式ツイッターも「WWE女子王者アスカはビアンカ、シャーロット、そしてMs.MITBのイヨと争っており、挑戦者に不足はない」と投稿したほど。アスカのベルトを巡る争いが激しさを増す中、次回SDでは前王者ビアンカの再戦要求が通り、アスカ vs ビアンカのWWE女子王座戦が決定した。

 ビアンカは前回SDでインタビューを受け「100%準備はできている。ずっと再戦を(WWEオフィシャルのアダム・ピアースに)お願いしてきたから」と王座奪回に意欲満々。その上で、シャーロットやMITB覇者イヨが王座戦の列に〝横入り〟しようとしていることも「それは知っている。でも、私は準備万端だから。来週アスカと再戦する時、私がタイトルを持って出ていく。みんなにそう言っておいて」ときっぱり。ビアンカがアスカを下してベルトを奪い返しても、その場でイヨがキャッシュインしてくる可能性もあるが、前王者は受けて立つ構えを見せた。

 もちろんアスカが防衛を果たしたとしても、激闘の末に疲労困ぱいとあれば、逸女は即座にキャッシュインを狙ってくるだろう。次回PLEは真夏の祭典「サマースラム」(8月5日、ミシガン州デトロイト)。誰がWWE女子王者として出場するのか。〝四つどもえ〟抗争の行方に注目が集まる。