いったいなぜ、ベルトが――。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.2」(30日、さいたまスーパーアリーナ)の朝倉未来(30)vsヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)が、RIZINフェザー級王者決定戦として開催されることが決まった。
9日に行われた未来の公開練習前、RIZINの榊原信行CEO(59)が「今回の試合をタイトルマッチにします」と発表。6月24日の「RIZIN.43」(札幌)で行われた鈴木千裕戦前の計量で400グラムオーバーし、王座剥奪となった前王者クレベル・コイケ(ブラジル)と新王者がV1戦を行うプランも明かした。
当初は未来vsケラモフの勝者が、クレベルと王座決定戦を戦うことが濃厚だった。〝繰り上げ〟を決断した榊原CEOは「これだけ盛り上がっているフェザー級が半年間くらい空位でフワッと進むより、明確にタイトルに向けた戦いを繰り広げていく方がいいだろうなと」と説明する。
また、今回の措置で改めてタイトルの価値を明確にしたいという。「いったんそういうところ(計量)でミスを犯すと、栄光とかすべてのものが失われていくのが(タイトルの)あるべき姿」と力説。「持ち続けたいのであればあらゆるところで努力をし、自分を律しなくちゃいけない。厳しいことを要求しているけど、そういうことでもベルトの価値は磨かれていくと思います」と語気を強めた。
ただしこの判断には、ノーコンテスト裁定とはいえ、鈴木に1ラウンドで〝完勝〟したクレベルの反発も予想される。榊原CEOも「知ったらブンむくれると思います。俺主体に回るんでしょと思っていたところが回らないと知ればショックを受けるし、コノヤローと思うかもしれない」と理解を示す。それでも「だけど、ベルトの存在感を出すために、この試合をタイトルマッチにするという判断にしました」と厳しい表情を見せた。
波乱のフェザー級戦線にさらなる嵐が吹くことは必至。次期王者は未来か、ケラモフか。












