西武・与座海人投手(27)が沖縄凱旋登板となった28日の日本ハム戦(沖縄セルラー那覇)で7回83球を投げ3安打無失点投球。自身の勝ちこそつかなかったものの、2―0の勝利に貢献する好投を見せた。

 同じ沖縄出身の日本ハム・上原との息詰まる投手戦となった。

 初回、与座は先頭・石井への四球と暴投で無死二塁のピンチに立つ。しかし、ここからアルカンタラをスライダーで一邪飛、加藤豪をストレートで二直に仕留め飛び出した二走・石井が戻れずここを脱した。

 3回にも二死満塁のピンチを背負うが、再び加藤豪をシンカーで一ゴロに打ち取り失点を許さなかった。

「自分のやるべきことを丁寧にやるしかない」という与座は、結局、このまま7回を無失点に抑え2番手・森脇にバトンタッチ。これで4試合連続クオリティー・スタート(6回以上を3自責点以内)の好投を見せたが、またも今季初勝利には結びつかなかった。

 しかし、試合は8回に外崎、中村の適時打で西武が2点を挙げ2―0の勝利。与座の好投がチームの勝利となって報われた。

 与座は「序盤は先頭打者を出してしまい苦しかったのですが、今日も野手の皆さんに助けられ、何とか乗っていけたと思います。ピンチもありましたが自分の中で整理、警戒して投げて打ち取ることができましたし、球場のあたたかい雰囲気、大声援の中で投げることができてうれしかったです」と故郷の声援に感謝していた。