来年のパリ五輪で〝きょうだい連覇〟を目指す柔道男子66キロ級の阿部一二三(25)と、女子52キロ級の詩(22=ともにパーク24)が開催国でも熱視線を集めている。
柔道大国フランスでは、男子重量級でダビド・ドイエや〝絶対王者〟テディ・リネールが五輪2連覇を達成した。女子も1992年バルセロナ五輪48キロ級金メダルのセシル・ノバックら多くの強豪を輩出。全日本柔道連盟の昨年の登録者数は約12万人だったのに対し、フランスの競技人口は約50万人超と言われている。
柔道人気の理由を、在日フランス大使館の河野裕喜子広報担当官は「日本人が、フランスで柔道教室を始めたのがきっかけ。礼儀作法を学べるから親御さんにも人気のスポーツで、小さなお子さんが通っている教室がたくさんある」と説明。阿部きょうだいの知名度も抜群で、同広報部のマイアール・コルト氏は「柔道に少しでも興味を持っているフランス人は、もちろん知っている」と証言した。
その2人は14日、フランス大使館で開かれたパリ五輪・パラリンピック大会公式記念コインの発表会に出席した。一二三は「パリ五輪では2連覇を達成したい」と気合十分。詩は同階級のアマンディーヌ・ブシャール(フランス)をライバルに挙げ「東京五輪の決勝でも対戦した。パリでも勝ちたい」と闘志を燃やした。来年の夏は、柔道大国のお膝元で目の肥えた観客をうならせる。











