〝至高のコレクション〟だ。来年のパリ五輪・パラリンピックの大会公式記念コインの発表会が14日、都内のフランス大使館で開かれ、東京五輪で「きょうだい同日金メダル」を果たした柔道男子66キロ級の阿部一二三(25)と、女子52キロ級の詩(22=ともにパーク24)が出席した。

 2人は5月の世界選手権(カタール・ドーハ)でも、2年連続4度目の優勝を達成。名実ともに〝最強きょうだい〟として、パリ五輪でも期待がかかる。一二三は「東京五輪は無観客だったから(有観客での)パリ五輪ではどうなるのかわからない。その感覚が楽しみでもあって、たくさんのお客さんの前で2連覇を達成したい気持ちがすごく強い」と大舞台へ意気込んだ。

 詩はライバル選手として、女子52キロ級のアマンディーヌ・ブシャール(27=フランス)の名前を挙げ「東京五輪の決勝でも対戦したし、今まで9回ぐらい顔を合わせている。ライバルとして、私自身もブシャールのおかげで強くなってる部分があるので、パリ五輪でも勝ちたいと思っています」ときっぱりだ。

 記念コインのイベントとあって、報道陣から「趣味で収集している物」を問われると、一二三は「メダルを集めています」とユーモアを交えて回答。パリ五輪でも〝金メダル収集〟に全精力を注ぐ構えだ。