柔道の世界選手権(14日まで、カタール・ドーハ)男子100キロ超級の斉藤立(21=国士館大)が16日、帰国した。
五輪2大会金メダルの故斉藤仁さん(享年54)の次男の斉藤は、団体戦では金メダルを獲得したものの、個人戦では7位に終わり、笑顔はなし。「すごく悔しい。(試合中の)想定外のことに対応できないといけない」と振り返った。
準々決勝で激突して敗北を喫した王者・テディ・リネール(フランス)についても「向こうの方が一枚上手だった。(敗因は)組み手が全てだと思う。試合の流れなどにうまく乗っていかないといけない」と厳しい表情を崩さなかった。
それでも「ここで(リネール戦を)経験しておいて良かった。これをプラスに変えないと今回の負けが意味のないものになってしまう」と先を見据え「きつい所で自分の柔道をいかにできるか。普段の練習から意識していきたい」と前を向いた。
代表を争う影浦心(27=日本中央競馬会)との直接対決にも敗れたが、「普通にやれば自分が負けることはないと思っている」と強気。パリ五輪に向けても「五輪の舞台は自分にとって、は小さいころから夢に見ていた。支えてくれた人に恩返しするという意味でも、絶対に優勝したい」と熱い思いを口にした。












