エンゼルスの大谷翔平投手(28)は12日(日本時間13日)に敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、7回に2試合ぶりの一発となる19号同点弾、延長12回にア・リーグ本塁打王争いで単独トップの20号勝ち越し2ランを放った。4打数2安打4打点。打率2割9分1厘。チームは延長12回の熱戦を9―6で制して今季最多の貯金6とした。
敵地グローブライフ・フィールドが静まり返ったのは5―5の延長12回先頭だった。無死二塁でマウンドは5番手の左腕ラガンズだ。初球、内角高めの92・7マイル(約149・2キロ)のカットボールを逆方向に押し込んだ。角度28度、打球速度107マイル(約172・2キロ)の弾丸ライナーはそのまま、左翼席へ飛び込んだ。飛距離388フィート(約118・3メートル)の勝ち越しの20号2ラン。ジャッジを抜いてア・リーグの本塁打王争いで単独トップに立った。1試合2発は今季2度目で通算14度目。ちなみに大谷の延長戦での一発はメジャー通算147本目で初だ。打点も50に伸ばした。
レンジャーズファンを驚かせたのは4―5の7回一死無走者だった。マウンドは2番手の右腕アンダーソン。初球の内角低めチェンジアップを見送った2球目、内角低めの92・9マイル(約149・5キロ)のシンカーを振り抜くとバットを投げて確信歩き。角度25度、打球速度114・1マイル(約183・6キロ)のロケット弾は中堅左の2階席に突き刺さった。飛距離459マイル(約139・9メートル)の超特大の同点弾。ジャッジに並んだ。飛距離139・9メートルは5月31日のホワイソックス戦で右中間上段に叩き込んだ15号と並んで今季の自身トップタイだ。連続試合安打は今季最長の9に伸ばした。
MLB公式サイトでアナリストとして活躍しているサラ・ラングス記者によれば、大谷が2021年以降に記録した114マイル超(約183・4キロ)の本塁打はこれで15本目で、ヤンキースのジアンカルロ・スタントンの19本に次いでMLB2位だという。
相手先発は右腕ダニング。初回無死一塁はカウント2―1からの4球目、低めのチェンジアップを打たされて一ゴロ。0―3の3回二死二塁は四球を選んだ。1―5の5回無死一、三塁では1ストライクからの2球目、内角高めの90・6マイル(約145・8キロ)のシンカーを左翼に打ち上げて犠飛とした。
5―5の9回先頭は4番手の守護神左腕スミスと対戦。カウント1―2からの4球目、外角低めのスライダーに空振り三振に倒れた。
6月に入り、11試合で5発と量産態勢に入った大谷。シーズン47・6発ペースと自己最多の46本塁打を放った2021年を上回る。一気に加速だ。











