オリックス・本田仁海投手(23)に〝殺害予告〟が届き、球団が対応を協議していることが分かった。本田は8日の巨人戦(京セラ)の延長10回、二死満塁から丸に満塁弾、ウォーカーにも2ランを浴び、6失点で大敗。本田は9日に自身のツイッターで「いつも応援ありがとうございます。温かいご声援届いています」とした上で「なかには殺害予告とかしてくる人もいるのですが怖いのでやめてください」とつづった。
球団はすぐに本田からツイートした経緯を確認。選手が誹謗中傷を浴びるケースが増えてきている中、今回は「殺害予告」とあって球団も看過することはできず「協議して対応策を考えます」(球団幹部)とした。
この問題についてはNPBからも再三にわたって注意喚起がされているが、後を絶たない現状がある。オリックスで思い起こされるのは、昨年10月23日のヤクルトとの日本シリーズ第2戦だ。3―0から9回にリリーフした阿部が内山壮に同点3ランを浴び、延長の末に引き分けに終わった。勝利目前で白星を逃したことで一部の心ない人間がウィキペディアの阿部の記載内容を改ざんし「どないして落とし前をつけるんじゃアホ」「オリックスファンの前で土下座しろ」「さっさと消えろ」などと荒らされる事態となった。
その後、球団は公式サイトに「SNS、インターネット等への書き込みに関するお願い」と題して「温かいメッセージの一方で心ない罵詈雑言や誹謗中傷も確認しています。節度ある発信をお願いします」といった趣旨の注意喚起を行った。
被害を受けた著名人らの中には通報して犯人を特定しようとするケースも増えているが、一方で表面化すると同時に発信者がすぐにアカウントを消すケースなどもあり、なかなか特定が難しい部分もあるという。別の球団幹部は「とりあえず様子を見たい。続くようであれば…ですね。許されないことだけど、難しい。すぐに警察に届けても問題の解決になるか、ならないのか。彼(本田)もそこまで興奮している状況ではない」とした。
本田は「僕自体はあんまり気にしていないんですけど、他の選手に同じようなことをするのはやめてほしいです」と改めて注意を呼びかけた。とはいえ、野放しにしていくわけにもいかず、何らかの対応策は必要だ。












