男子ゴルフの金谷拓実(25=Yogibo)が復活のシーズンを送っている。

 金谷は国内ツアーメジャー初戦「BMWツアー選手権森ビル杯」最終日(4日、茨城・宍戸ヒルズCC=パー71)に、通算11アンダーで国内メジャー初優勝(通算4勝目)。昨夏に乳がんを打ち明けられた母・美也子さんへ捧げる勝利でもあった。実家のある広島の隣県・岡山で行われた前週の「ミズノ・オープン」では、母の前で1打差3位。そんな悔しさを晴らし「勝って元気づけたかった」と、しみじみ語った。

 今季は2月のアジアツアー「インターナショナルシリーズ・オマーン」で海外初V。そして今回の勝利が続き「自信を失いかけていたが、取り戻すことができた」。昨年は海外で結果を残せず、国内でも勝つことができなかったからだ。この勝利で今秋の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」などの出場権を獲得し、再び世界へ打って出るチャンスが広がってきた。

 目指すは東北福祉大の大先輩である松山英樹(LEXUS)の域。「早く結果を出して松山選手みたいになれれば」と改めて目標を掲げた。