オリックスのエース・山本由伸投手(24)が〝無双復活〟の4勝目をマークした。30日の広島戦(京セラドーム)で8回を2安打無失点、無四球8奪三振に抑え、4勝目をマーク。「試合が久々だったので、いつもより丁寧に初回から入った。3、4回くらいから感覚が安定し、流れがよかった。初めての対戦で相手の反応を見てしっかり対応して投げられた」と笑顔をのぞかせた。
左足を上げないフォームに改造した今季はバットに当てられるケースも目立ち、思うように白星がつかなかった。前回20日の日本ハム戦は発熱で登板を回避し、登録抹消。周囲からは心配する声も聞かれていた。
チーム関係者は「昨年までのバットにすら当たらないボールではなくなってきている。フォームを変えたことが影響しているのかもしれない。打者からすればクイックに近いので、走者が一塁にいる感覚で右方向に合わせやすいのかもしれない」ともらし、ネット裏のメジャー関係者も「投げる時に体が見えやすいのではないか。変化球も曲がりすぎてボールになるし、球数が増える試合が多くなっている」と見ていた。
しかし、そんな不安の声も払拭してみせた。舞洲の二軍施設で時間をかけて調整し、中16日で迎えた舞台で圧巻投球を披露。中嶋監督も「久々の登板で非常に心配していたが、いい投球だった。どのくらいまで投げられるかと思ったが、いいペース配分だった。100球で収めたいと思った」と胸をなで下ろした。首位ロッテ追撃にエースが勢いをつけた。












