格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(59)が取材に応じ、真夏の祭典「超(スーパー)RIZIN.2」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)の展望を明かした。気になるルールや参戦選手など、注目発言を連発だ。

 27日に東京・新宿の東急歌舞伎町タワー前で華々しく開催を発表した榊原CEOは、第1弾カードとしてRIZINバンタム級王座決定戦の朝倉海 vs フアン・アーチュレッタ、朝倉未来 vs ヴガール・ケラモフが決定。このほか、米格闘技団体「ベラトール」のフライ級王座決定戦として堀口恭司 vs 神龍誠と、同団体のライト級GP1回戦でAJ・マッキー vs パトリッキー・ピットブルが決まった。

 さらに一夜明けて「ビッグネームと水面下で交渉しています。それこそ、みんなの想像を超えるような選手と…。その中からどれを実現に持ってこれるかなんですけど、どれもこれも多分、賛否を呼ぶようなカードだと思います」と明かす。

 祭りにふさわしく、ルールも多岐にわたる可能性があるといい「RIZINの守備範囲の広さを見せられるようなルールの試合を」と意気込む。ささやかれている立ち技の新ルールのみならず「常に新しいチャレンジは必要だと思うので。カードの実現ファーストで、ルールはその後ということもある」とした。

 また、プロレスルールについても「リングスポーツという中では、ないことはないと思います。お客さんが望むかどうかじゃないですか。それを採用することでビッグネームの参戦が実現するならば考えてもいいかなと。例えばフロイド・メイウェザーだって『スタンディングバウトのエキシビション』を採用したから参戦が実現したので」と採用の余地を残した。

 一方、「BreakingDown」で人気の1ラウンド1分のルールに関しては「超RIZINで、というのは考えていません。ルールとしてあってもいいと思うけど、RIZINで、今の時点ではね」と否定的だった。

「格闘技の裾野は広がっていると思う。SNSやユーチューブを見ているようなファンを取り込めるようにするのが現実的だと思っています。そういうもので情報を得ている人たちをどう巻き込むか」と力説するように、祭典はRIZINにとっても大勝負となる。

 大会のPPVも昨年6月の「THE MATCH」(東京ドーム)がマークした50万件超の記録更新を目標とし「日本のPPV史上最高の数字を取るべくつくり上げたい」。夏に向け、榊原CEOの動きが激しさを増しそうだ。