名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が死亡した問題。日本維新の会・音喜多駿政調会長は23日の参院法務委員会で、同党の梅村みずほ参院議員の不適切な発言を改めて謝罪した。

 梅村氏はウィシュマさんについて「ハンガーストライキによって亡くなったかもしれない」と繰り返し主張。維新はこれを問題として、梅村氏を法務委員会の委員から更迭していた。

 音喜多氏は「ウィシュマさんのご遺族、多くの関係者の皆さま、委員の皆さまにこの場を借りて私からも深くお詫びを申し上げます。十分に根拠のない不適切な内容が含まれていた」とした。

 一方、立憲民主党の岡田克也幹事長は梅村氏のウィシュマさんをめぐる発言について「これは本会議、および法務委員会における議論で非常に問題があるということは、維新も認めておられると思います。(維新は)おそらく(梅村氏への)対応を処分か措置なのかわかりませんが、党の中で検討されているんだろうと思いますので、私はどっかの党首みたいにあまり品のないことを言うつもりはありません」と述べた。

 梅村氏が参院本会議でウィシュマさんについて言及した点については「本会議で(梅村氏が)発言したのは、本人が勝手にしたのではなくて、党として当然、見た上で発言されているわけであります。そういう意味で(維新)は党してどうだったのかいうことも含めて、しっかりと検証していただきたいというふうに思っています」と岡田氏は指摘した。

 立憲と維新の両党幹部は昨年、臨時国会に限っての〝共闘〟。都内のすき焼き店で会合を開くなど急接近した。ところが梅村氏の問題を始め、次期衆院選に向けては連携が難しい状況だ。