日本維新の会・梅村みずほ参院議員(44)が18日の参院法務委員会で、名古屋出入国在留管理局の施設で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)の問題に再び言及した。

 梅村氏は5月16日の同委員会で、ウィシュマさんについて「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれないし、結局、死因は分からなくなっている」と発言。同12日の参院本会議では「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」と発言し支援者らが猛反発していた。

 ウィシュマさんの遺族はこの日、午前中の同委員会を傍聴。しかし午後に梅村氏の質疑を行う前に「堪えられない」(野党議員)との理由で傍聴しなかった。

 梅村氏は法務省との質疑で「限界だよ!」とやじが飛び交う中、「どこがデマなのか。私の根拠は調査報告書、資料、ウィシュマさんのビデオです。私は国民の皆さんから声を聞いてきた。一生懸命、ウィシュマさんの死を知りたいと、夢にウィシュマさんが現れるまで考え抜きました。そして導き出した可能性をここで(法務委員会)発言しないのは、私の職務怠慢でございます」と涙を流し、声を張り上げて語った。

 支援者の対応については「ウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」との発言を繰り返した。

 同委員会の終了後、ウィシュマさんに対する発言を「撤回しない」と答えた梅村氏。維新の藤田文武幹事長は国会内で緊急会見を開き、梅村氏が党の指示に従わず不適切な質疑をしたと受け止めて「参院法務委員会の委員から更迭します」と発表した。