歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が現場に残したとされる遺書が波紋を広げている。

 猿之助は18日午前に東京・目黒の自宅で意識がもうろうとした状態で見つかり、救急搬送された。半地下の部屋で自死を図ろうとしたとみられる。近くにあったキャンバスには遺書とみられる文言が記されていた。

 そこには「俳優X」の名前が書かれ、文末には自身の名前が記されていた。捜査関係者によると「〝先立つ不孝をお許しください〟というような内容とともに、Xに向けた個人的な言葉が書かれていた」という。

 Xは猿之助と共演経験がある俳優で、公私ともに親しかったとされる。また一部報道では、Xは猿之助の付き人も兼任しており、事件当日に自宅を訪れた〝第一発見者〟とされる。

 また別の遺書めいたメモには遺産相続に関する伝言が書かれており「遺産はXに相続させてやってほしい」といった趣旨の中身だったという。

 ここで引っかかるのが、遺書に「両親」の名前が出てこないことだ。遺産のことしかり、前出の「先立つ不孝を…」しかり、本来ならば両親宛てがしっくり来るのだが…。

「猿之助さんの中で両親よりもXの方が上位に来ていたのか。それとも遺書を記した時点で両親の存在を考えなくていい状況が生まれていたのか。時系列を調べる必要がある」(同)

 一命は取り留めたものの、猿之助が残したラストメッセージは今後も物議を醸しそうだ。

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