「嵐」がグループとしての活動を終了し、大野智(45)の今後の去就に注目が集まっている。5月31日のコンサートを終え、同日をもって「STARTO ENTERTAINMENT」を退所。翌1日には同社の公式ホームページから名前が消え、名実ともに一区切りを迎えた形だが、タレント業を完全に辞める意思はないという。

 5月31日に東京ドームで開催された「嵐」として最後のコンサートで、大野は涙ながらにファンや関係者に感謝を伝え、同日をもって所属事務所からも退所した。

 大野の今後は、沖縄・宮古島でのホテル建設など、観光ビジネスを中心とした活動へシフトするとみられている。

 事務所退所に伴い「事実上の芸能界引退」との見方も浮上しているが、ある制作会社関係者によると、本人の中にタレント業を完全に辞める意思はないという。

 昨年5月の嵐の活動再開からこの1年間、多くのオファーがあったものの、テレビ出演は見送られてきた。5人で何度も話し合いを重ねる中、最も出演に難色を示していたのがリーダーの大野だった。大野は〝ファンファースト〟の信念から、コンサートに全力集中することを選択したという。

 しかし、この決断はあくまで〝嵐でのもの〟だった。前出の制作会社関係者は「大野単独になってからも、一切テレビに出ないという意味ではない」と指摘し、次のように明かす。

「大野の宮古島への思いは本当に深い。今後は実業家としての活動が主軸となるが、観光ビジネスに関連する企画など、必要性があればメディア出演に応じる意向のようだ。もちろん、それは〝宮古島のためになるなら〟という条件付き。CM出演などにも前向きな姿勢を見せていると聞いている」

 大野はビジネスのみならず、絵画などの芸術分野でも精通し、高い評価を得ている。4月末には熱愛も一部で報じられた。これまでは「国民的アイドルグループのリーダー」という大きな看板を背負ってきたが、その枠組みを終え、実業、芸術、そしてプライベートも含めて、いろいろな意味で新たな一歩を踏み出すことになるかもしれない。今後の動向に、各方面から大きな注目が集まっている。