活動休止中の人気グループ「嵐」のリーダー・大野智(41)が、〝隠れ不動産王〟になっているという。先月発売された「週刊文春」によると、大野には10億円近い蓄えがあり、それを元手に不動産事業を手広く展開。今や不労所得で悠々自適の生活を送っているというのだ。トップアイドルがまさかの〝転身〟と言えるが、その裏には悔しい過去があったという――。

 嵐の活動休止から1年が経過。大野以外のメンバー4人はソロとして粛々と活動する中、リーダーだけはすっかり表舞台から消えている。

「昨年8月、東京五輪競泳女子の金メダリスト大橋悠依選手に祝福メッセージを送ったことはありますが、公の場には現れていません。あとは現在交際中とされる女性とのツーショットが報じられたぐらいで、その消息は謎に包まれています」(ワイドショー関係者)

 そんな大野の近況を伝えたのが週刊文春だ。なんと2016年に、名物プロデューサーを代表にして会社を立ち上げ、都内の不動産を買いあさっているという。

「このプロデューサーはAD時代から大野と飲み仲間。音楽番組やバラエティー番組などを手がけるやり手として知られていますね。大野が資金提供し、優秀なブレーンのアドバイスを元に投資しているようです。2人の会社が取得した土地は、豊島区や中野区など都内の広範囲にわたり、今春には荒川区にアパートを新築したらしい。ビジネスとして極めて順調なのではないでしょうか」(芸能関係者)

 不動産投資を積極的に行っている芸能人としては、ボビー・オロゴンやロックバンド「L’Arc~en~Ciel」のtetsuyaなどが知られるが、トップアイドルが手掛けるのは珍しい。しかも大野は嵐時代に築いた10億円を元手にしているとされ、投資規模は巨額。まさに〝不動産王〟と言っていいが、なぜそもそも不動産投資に熱を入れ始めたのか? 実はその裏に〝メンバー間格差〟への悔しさがあったという。

「数年前、櫻井翔があるテレビ番組で『収入は億いってない』などと告白したことがあったんですよ。そのトークのさまざまな内容から、大野は他のメンバーよりも収入が低いことを察知してしまったようなんです。すでに嵐としては売れていましたが、個々の活動が増えていましたからね。そこで大野は、将来を見据えて考えるようになり、浪費しないでコツコツ貯金するようになった。その中で、さらに資産を増やすべく不動産投資のプランが浮上したのです」(テレビ局関係者)

 嵐が活動休止に至ったのは、大野の「自由になりたい」という発言が発端だが、それを堂々と言ってのける資金的余裕があったというわけだ。

「『自由になりたい』とメンバーに伝えたのが2017年6月なので、すでに会社設立から1年がたっています。そのころには一定の見通しが立っていたのではないか。ただ投資が順調であればあるほど、芸能活動から遠ざかるかもしれません」(同関係者)

 ファンが望む活動再開は、一体いつになるのだろうか――。