薬物疑惑報道に揺れた女優・米倉涼子(50)の先行きが不透明なままだ。不起訴処分でひとまず区切りとなったはずだが、露出は限定的。完全復活に向けた鍵を握るのは、やはり疑惑の核心部分を知るタンゴダンサーの動向だという。

 昨年夏からの半年ほどは苦難の連続だった。8月に関東信越厚生局麻薬取締部、通称「マトリ」がアルゼンチン人の男性とともに違法薬物を所持した疑いで米倉の自宅を家宅捜索。その影響で9月以降の芸能イベントを次々に欠席した。10月には一部メディアで家宅捜索を受けたことが報じられ、報道陣が連日自宅を囲む事態に発展した。年が明けて書類送検されたものの、結果は不起訴処分に。米倉は「一区切りついた」と幕引きを宣言した。

 2月10日にはAmazonプライムビデオで配信の映画「エンジェルフライト THE MOVIE」の完成披露試写会に登壇し公の場にも復帰。遠藤憲一の激励を受け涙を流した米倉だったが、関係者をヒヤリとさせる場面もあったという。「イベント中、米倉さんの衣装から謎の白い物体がポトリとステージに落ちたんです。おそらくティッシュだと思うのですが、遠目からは良く見えず。テレビカメラがその物体を追ったように見えたので、映ってはいけないものだったりしないかと緊張感が走りましたよ」(イベント関係者)

 同作は無事に配信。3月には代表作である「ドクターX」の劇場版がテレビ朝日系で放送され、間接的な地上波復帰も果たした。4月14日にはドイツで行われた映画「Michael/マイケル」のワールドプレミアにも出席した。今後の活動はどうなるのか?

 テレビ関係者は「不起訴になったことは大きいです。比較的ハードルの低い配信系や海外絡みの仕事をこなしていって、スポンサーの目が厳しい地上波のTVに出演することが当面の目標となるでしょう。CMはさらにその先。イバラの道ですが、一歩ずつ進んで行くしかありません」と語る。

 一方で懸念点もある。5年以上交際していたとされる、アルゼンチン人タンゴダンサーのゴンサロ・クエッショ氏の存在だ。「薬物騒動の元凶とも言える人物ですが、クエッショ氏は家宅捜索の前に日本を出国。講師を務めていた都内のタンゴ教室も辞め、現在はアルゼンチンに帰国しダンサーとしての活動を再開しているようです。一部メディアでは、米倉さんとは破局したと報じられました」とはワイドショー関係者。

 クエッショ氏が去ったタンゴ教室は現在も盛況だ。教室前の道路ででステップの練習を繰り返す生徒も見られ、熱の高さがうかがえた。

「クエッショ氏が日本を離れたことで、捜査がややこしくなりました。マトリは怒り心頭。薬物疑惑とは一体何だったのか。しばらくして当事者のクエッショ氏が口を開けば、米倉さんも無傷では済まないでしょう」(同)

 地球のほぼ裏側に〝爆弾〟を抱えるようなものか。米倉の足を引っ張らなければいいが…。