卓球女子で五輪3大会連続メダルの石川佳純(30)が18日、都内で引退会見を行い「とても晴れやかな気持ち。こうして笑顔で今日を迎えられることをとてもうれしく、そしてありがたく思っている」と明るい表情を浮かべた。
引退の決意を固めたのは、3月の世界ツアー・WTTシンガポールスマッシュ終了後だった。世界選手権(5月20日開幕、南アフリカ・ダーバン)の代表から漏れ「自分でもいいタイミングなのかな」。4月に中国で開催されたWTTチャンピオンズでの2試合を現役ラストゲームに選んだ。
最後の試合となったWTTチャンピオンズマカオでは、同年代の陳夢(中国)と対戦。ジュニア時代から何度も顔を合わせてきた盟友との試合は、運命の糸に導かれたモノだった。惜しくも1―3で敗れたが「コート外では友人でもあって、最後の試合が陳夢だったことに不思議な縁を感じた」とほおを緩めた。
この日はロンドン五輪でともに戦った先輩・平野早矢香氏が来場。涙ながらに質問する姿に対し、石川ももらい泣き。しかし、最後に平野氏から「自分自身にどんな声をかけたいか」と尋ねられると、石川は「よく頑張ったかな?」と満面の笑みを浮かべた。
全力で駆け抜いた約23年間の競技生活。自らの歩んだ道のりに一片の悔いはない。











