世界最大のプロレス団体・米WWEを退団し、約2年ぶりに日本での活動を再開させたSareee(27)が、マット界を席巻する。

 16日に東京・新宿フェイスで行われた日本復帰戦では、センダイガールズの橋本千紘(30)と対戦。序盤から激しくやり合って一進一退の攻防を展開し、得意の鎌固めや裏投げで攻め込んだ。

 だが、怪物の牙城を崩せなかった。最後はパワーと技術に押し込まれ、強烈なオブライト(ジャーマン)で3カウントを奪われた。

「やっぱり日本の女子プロレスって最強だな。はっきり言って完敗だよ」。唇をかみ締めながらも、すぐにリベンジを宣言して変わらぬ気の強さを見せつけた。

橋本千紘(左)に延髄蹴りを放つSareee
橋本千紘(左)に延髄蹴りを放つSareee

 さらに「私の夢はまだまだまだ長く続いていきます。私にどうかついてきてください」と観衆に呼びかけると、歓声を浴びながら「私と戦いたいっていう選手がいるなら、誰とでも正々堂々戦いたい。もちろん私が戦いたい選手もいます」と力を込めた。

 その言葉通り、今回の日本復帰戦を皮切りに各団体に打って出る。関係者は「すでにいくつかオファーはもらっていて、今後はいろいろなリングに上がることになると思います。Sareeeが求める〝戦い〟があるリングならばどこでも。いつ何時、誰の挑戦でも受けます」と明かす。男子の団体でもオファーがあれば上がる可能性があるという。

 また、この日は537人超満員札止めの観衆を集めたことで、自主興行継続にも強気の姿勢だ。同関係者は「次回はある程度期間が空いてからになると思いますが、徐々にペースを上げて、いずれは月に1回くらいでやれれば」とプランを語る。Sareeeの帰還が、日本の女子プロレス界に新たな風を起こすことは必至。その動向に注目だ。