立憲民主党の泉健太代表(48)が10日に党本部で開かれた衆参両院議員懇談会で、次期衆院選の獲得議席が150議席未満なら代表辞任する意向を表明していたことがわかり、党内に動揺が走っている。
両院懇談会は衆参補欠選挙や統一地方選で負けた結果を受けた会合で、泉執行部と衆参国会議員の間で激しい意見交換が行われた。出席した国会議員106人のうち21人が述べた意見の中には、泉氏に対して「次の衆院解散の総選挙に向け、進退を懸けるくらいの意気込みをみせてほしい」との要求があったという。
これに泉氏は「150議席を取らなければ、私はこの立場(代表)にないと思って結構だ」と答えたことが一夜明けた11日にメディアに報じられた。
同懇談会に出席した立憲スタッフは「(泉氏は)はっきりと、代表を辞めるとは言っていませんよ。昨日の懇談会は執行部に補選の結果責任を問うもので、進退を問う場ではなかったからね」と火消しに奔走。
一方、ある所属議員は「解散総選挙に向けて『党を立て直していくにはどうすべきか』という文脈の中で150議席を取れなかった場合、代表の立場にはいないという発言だった」との認識を明かした上で「政治家の言葉が重いのは間違いない。150議席未満なら、発言通り代表の座を降りるということ」と語った。
渦中の泉氏はこの日、国会内で開いた同党「次の内閣」閣議の冒頭、解散総選挙について「いつあってもおかしくない状況であります。各NC(次の内閣)のみなさんには、それぞれの部門の中で、総選挙に向けた議論を進めていただいて国民に訴える政策、その政策をよりよく説明できるワードというものについて、精力的に考えてもらいたいと思います」と選挙戦への指示を出したが、〝150議席未満なら辞任〟報道には一切触れなかった。
泉代表の発言ひとつで党内に騒動が起きてしまっている時点で挙党体制にほど遠いが、果たしてまとまることはできるのか。












