WWEの女子戦線が様変わりしそうだ。今週のスマックダウン(SD・テキサス州コーパスクリスティ)では、ブランド間の選手移動「WWEドラフト」が行われ、女子メインロースターを巡る大きな変動が見られた。

 まずはWWEのCCO(最高コンテンツ責任者)を務める〝ザ・ゲーム〟トリプルHが、ロウ女子王者ビアンカ・ベレアがSDに移籍すると発表。同王座を1年以上保持する〝ロウの顔〟の移籍には、実況のマイケル・コールも「これはショッキング!」と叫んだほどだ。

 続けて、女子最高峰王座戴冠8度で抜群の人気を誇る〝ザ・マン〟ベッキー・リンチのロウ残留が決定。さらにベイリー、イヨ・スカイ(紫雷イオ)、ダコタ・カイの「ダメージCTRL」がユニットごとロウからSDに戦場を移すことが決まった。イヨは次回のPLE「バックラッシュ(5月6日=日本時間7日、プエルトリコ・サンファン)でビアンカの王座に挑戦する予定。このため、ビアンカとイヨのどちらが勝つにせよ〝ロウ女子王者〟はSD所属となる。

 さらに第3ブランドの「NXT」からNXT女子王者のインディ・ハートウェルがロウ、NXT女子タッグ王者のアルバ・ファイア(ケイ・リー・レイ)&アイラ・ドーンがSDに昇格。3人の現王者が一気にブランドから抜けることになり、NXTを統括する〝HBK〟ショーン・マイケルズは痛しかゆしの表情だった。

 次回ロウでは残りの選手が「ドラフト」にかけられるが、SD女子王者リア・リプリー、WWE女子タッグ王者リブ・モーガン&ラケル・ロドリゲスに加え、〝女王様〟シャーロット・フレアー、ロンダ・ラウジー、そして〝女帝〟アスカら大物はどこの所属となるのか。女子の勢力図が大きく変わる気配だ。