第5回WBCで世界一に輝いた侍ジャパンと、1次ラウンドで対戦したチェコ共和国がいまだに話題だ。
日本には2―10で敗れたものの、ツイッターでは「チェコの選手」がWBC終了から1か月たった今でもトレンド入り。チェコ料理店などの飲食店でも、依然として大きな反響があるという。
チェコの文化発信を行うチェコ外務省外郭団体「チェコセンター」の担当者は、この盛り上がりについて「チェコの野球は国内でも注目されることはなかったので、この流れは予期していませんでした。日本の皆さんがチェコを好意的に受け止めてくださったのはいいこと。今後さらに魅力を発信していきたいですね」とこの機を逃さずチェコのアピールに全力投球の構えだ。チェコフィーバーの要因については「日本とも通ずる丁寧さという国民性が共感を呼び、さらにチェコ人のお茶目さがウケたのでは」と分析しているという。
都内でチェコ料理を扱う「ブルヴァール トーキョー」の店長は「影響はもちろんあります。WBCをきっかけにチェコという国に興味を持ってもらい、多くの人に来店してもらっています」と、WBC以降は「WBCでチェコに関心を持ちました」「ネットでチェコ料理が食べられるお店を調べてきました」という新規客が後をたたない状況で、お客さんから「チェコってどんな国なんですか?」と聞かれることも多いとか。
そこでの話題の中心となるのはもちろん、大会期間中にチェコの帽子をかぶってチェコ代表へのリスペクトを示した大谷翔平投手(28=エンゼルス)。同店店長は大谷に対し「チェコといえばビール。専用のグラスを使ってぜひ飲んでほしい。(日本の)皆さんも見たいと思うのでは」と呼びかけた。
「ブームではなく一般に広く受け入れられるようになってほしい」(店長)と期待する〝チェコフィーバー〟は、いつまで続くのか。












