ポルトガル2部オリベイレンセのカズこと元日本代表FW三浦知良(56)が、22日のアウェーのアカデミコ・デ・ビゼウ戦の途中出場で公式戦デビューを果たし、同国の最年長出場記録(56歳1か月24日)を樹立したことを受けて、在ポルトガル日本大使館も祝福した。

 カズは4―1の後半終了間際に投入され、チームはそのまま快勝。この快挙をポルトガル紙「レコルド」は「世界最高齢の現役選手であり、ポルトガルのプロサッカー選手としても最高齢である日本のレジェンドは、こうしてさらに力をつけていくのである」と驚きを持って伝えた。

 また同紙は在ポルトガル日本大使館の三井参事官のコメントも紹介した。「その卓越した才能とたゆまぬ努力によって、彼は今もサッカーを続けている。56歳になっても選手として活躍する姿は、人々に希望と勇気を与えてくれます」

 さらに「医学の進歩により、選手の寿命は昔よりずっと長くなっています。過去にプレーしていたにもかかわらず、年齢的な要因でサッカーや野球をあきらめた人も多いのではないでしょうか? 年齢を重ねてもスポーツを楽しめる世の中になったのです。三浦カズさんの非常に長いキャリアは、その証拠と言えるでしょう」と指摘した。

 カズは3月20日に現地の日本大使館を訪問し、太田誠大使に、日本とポルトガル交流480周年に当たる2023年における広報活動の協力を約束。サッカー選手の枠を超えた両国の懸け橋になっていきそうだ。