立憲民主党の小西洋之参院議員(51)が衆院憲法審査会の毎週開催を「サル」に例えた発言をめぐる騒動は、野党間の連携に大きな亀裂を生じさせている。

 14日に国会内で会見を開いた泉健太代表は、小西氏の与野党に対するお詫び行脚の対応について言及。小西氏は衆議院憲法審査会に関する国会議員にお詫びを行う際、自身のツイッターを印刷したものを謝罪文としていた。

 その文面は「本日の党幹事長からの注意措置を重く受け止め、深い反省の基に努めて参ります。衆議院の憲法審査会の毎週開催に関する『憲法のことなんか考えないサルがやること』、『蛮族の行為』などの失礼かつ不適切な発言について、改めて、衆院憲法審査会の先生方を始めとする皆様に深くお詫びを申し上げます」という内容だ。

 これを受けて日本維新の会・馬場伸幸代表は4月13日の会見で「本当に申し訳ないと思っているのかどうかと、大きな疑問符がつきます」と述べた上で、「(小西氏が)自らがツイートされた文面をプリントアウトされて、『こういう形でお詫びしています』と。社会常識としてやっぱりおかしいと思うんですね。謝罪と説明をこれからも求めます」と批判した。

 一方、泉氏は小西氏の謝罪が馬場氏を始め、与野党から「不十分だ」とする声が相次いでいることに対し「何を持って十分か、十分じゃないというのは人それぞれ。(小西氏は)党の規約に基づき、それ以上の対処(幹事長による注意措置)をさせていただいた」と反論した。

 しかし、馬場氏が小西氏をめぐる立憲の対応を批判し、国会内での政策協議凍結を表明していることについては「法案提出や政策協議は、早くできればいいと思っている」と、協議再開に向けてのラブコールを送った。

 立憲と維新の関係修復にはまだ時間を要することが予想される。