競泳男子の瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)は、背中でチームをけん引する。
日本水泳連盟は10日、世界選手権(7月、福岡)に臨む競泳の日本代表選手を発表。個人メドレー2種目で代表入りを果たした瀬戸は、絶対王者として君臨するレオン・マルシャン(20=フランス)との差を確認するという狙いを明かした上で「何を自分がやらないといけないかを、ちゃんと見極めるレースにしたい」とパリ五輪に向けた展望を語った。
瀬戸にとって世界選手権は6大会連続。月日は流れ、年長者の立場となった。日本が3大会ぶり3度目の優勝を果たした第5回WBCでは、投打の〝二刀流〟でチームを引っ張った同級生の大谷翔平投手(28=エンゼルス)のリーダー力に自然と目がいった。
「翔平がチームをどう引っ張っているのかを見ていた。自分も年齢的にも上の方になってきているので、どういうふうな立ち位置で、どういうふうにチームを引っ張っていくかも考えながらやりたいので」
大谷と言えば、決勝の米国戦前のミーティングで「憧れてしまっては超えられない。僕らは今日(米国を)超えるために、トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう」などとチームを鼓舞。この円陣は国内で大きな話題となった。
まさにチームの大黒柱。参考になる点は多いが、全てをまねするつもりはない。瀬戸は「自分は言葉とかあんまりうまくないので…」と苦笑いを浮かべつつも「チーム内の雰囲気というか、集中したり、勝負にしにいく時は勝負しにいくというような雰囲気をつくっていけたら」。
世界で活躍する同級生に負けじと、自らのスタイルで日本の躍進を支えていく。












