あの神様に続け! キックボクシングからボクシングに転向した〝神童〟こと那須川天心(24=帝拳)が、8日のデビュー戦(東京・有明アリーナ)へ闘志をみなぎらせている。那須川は昨年6月の武尊戦で勝利し、42戦全勝(28KO)の戦績でキックを卒業。今回の転向初戦では17戦12勝4敗1分け(8KO)の与那覇勇気(32=真正)とスーパーバンタム級6回戦で対戦する。

 6日に行われた会見では「心技体、全て整えてきた自負はあります。試合で魅せて勝って世間に届けたい。ワクワク感だったりとか、全ての人にサプライズを見せられるんじゃないかと思っています」と豪快な勝利を予告した。

 神童の闘志をさらにかきたてたのが、野球のWBCで3大会ぶり3度目の優勝を果たした侍ジャパンの主砲〝村神様〟こと村上宗隆内野手(23=ヤクルト)の活躍だ。かねてファンから「顔がソックリ」と指摘され、2人もそれに乗ってSNS上でエールを交換するなどしてきた。

 その村上がWBCでは序盤の不調を脱し、準決勝のメキシコ戦ではサヨナラ打、決勝の米国戦では貴重な同点弾を放つ活躍。那須川は「やっぱり〝魅せ方〟を知ってますよね。村上選手は多分、持ってる人じゃないですか。持ってる人は、やっぱりああいうふうになるんだなって改めて思いました」と感嘆の声を上げた。

 さらに、武尊戦のタイミングで村上から「良かったです」「僕も刺激になりました」などと連絡が来たことを踏まえて「先にあげた刺激を返してもらったっていう感じです。僕もいったろうかなと。〝天神様〟になれるように」と拳を握った。村上に続き、世界の頂点を目指す神童。まずはその第一歩を最高の形で踏み出すつもりだ。