キックボクシングからボクシングに転向した〝神童〟こと那須川天心(24=帝拳)が6日、デビュー戦(8日、東京・有明アリーナ)に向けて都内のホテルで会見を行い、意気込みを語った。

 キックボクシングで42戦全勝(28KO)の戦績を残した那須川は、昨年6月の武尊戦勝利後にボクシング転向を正式に表明。2月9日にB級プロテストに合格し、デビュー戦では17戦12勝4敗1分け(8KO)の実績を持つ与那覇勇気(32=真正)とスーパーバンタム級6回戦で対戦する。

 試合を目前にコンディションを問われ「心技体全て整えてきた自負はありますし、自分の中でプロモーションとかも含めて全てにおいてうまくいっていると思います。あとは試合で魅せて、勝って世間に届けたいと思います」と万全を強調。

 新たな戦いに向けて「ワクワク感だったりとか、全ての人にサプライズを見せられるんじゃないかと思っています。こうして大きな舞台でデビューさせてもらう以上、求められていることと、やるべきことは分かっているつもりです。強さだったり戦いだけじゃないところ、入場なども通して僕のすべてを体現したいです」と力強く話した。

 改めてボクシングの転向について「昔から取り入れていたんですが、完ぺきに転向したこの半年で非常に有意義な時間を過ごして、足りなかったものを補えたので、毎日が刺激で楽しかったです」と振り返る。

 その上で「既存のファンだったりチームは勝つと信じてくれているので、そういう方々に『那須川天心についてきて間違いじゃなかった』と思ってもらいたい」と必勝を誓った。

 対する与那覇は「試合は決まっただけですごく反響をいただいて。これは那須川天心選手ありきなんですけど、それをすべてちょうだいしたいと思います」と断言。さらに「先ほど『魅せようと思う』とか『やるべきことは分かっている』と言っていたが、そうすればするほど自分としてはありがたくなる。倒しやすくなるので」と不敵な笑みを浮かべた。