ボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(37=帝拳)が28日に行った現役引退会見で、4月8日に有明アリーナでボクシングデビューする那須川天心(24)が花束贈呈役を務めた。
ジムの後輩として会見の最後に登場し、花束を贈呈。会見後に取材に応じると「(村田の試合はボクシングに)興味がない人も見たというか、興味を持ったというか。国の人がすごく応援していた印象があって。そういった方が辞めるのは悲しい部分ではあるんですけど、そういう存在以上の人にならないといけないなと改めて思いました」と語った。
村田からはボクシング転向前からアドバイスももらっていたといい「(バトンを)受け渡されたわけではないですけど、そういう気持ちではいます」と決意を新たにした。
偉大な王者の引退直後に、超新星としてデビューする。那須川は「同じジムでこうして注目してもらえるのはなかなかないので。入れ替えっていうのはちょっと分からないですけど、必然的に(運命を)感じますよね」と新たな挑戦に闘志を燃やす。
初陣を直前に控え「注目されてるのは目に見えて分かるし、だからと言って気負うつもりもないので。準備ずっとしてきたので、あとはやるだけですね。プレッシャーはゼロです。自分がやりたくてやってますから。そこは変わらずできると思います」と自信をのぞかせた。
キックボクシングで無敗を誇り、昨年6月に武尊に勝利した「THE MATCH」では東京ドームを掛け値なしの超満員にした。そんな那須川のボクシングデビュー戦には、おのずと大きな注目が集まる。
「いつもより見てくれる人が多いんだなっていうのはあるので、いっそのこと(国民)全員に見てほしいなって、ここまで来たら。国のニュースとかでやってくれたらいいのに。『天心の日です』みたいな。祭日、今日休み、みたいな。そしたら全員見るっしょ、みたいな」と、昨年のサッカー・カタールW杯でアルゼンチン代表に勝利したサウジアラビアを引き合いに出す一幕も。〝天心流〟でボクシング界に新たな伝説を築くつもりだ。












