キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(24=帝拳)が、デビュー戦(4月8日、東京・有明アリーナ)に向け自信をみなぎらせた。

 那須川は、キックボクシングで42戦全勝(28KO)の戦績を残し、昨年6月の武尊戦勝利後にボクシング転向を正式に表明。2月9日にB級プロテストに合格し、デビュー戦では17戦12勝4敗1分け(8KO)の実績を持つ与那覇勇気(32=真正)とスーパーバンタム級の6回戦で対戦する。

 先月25日から米ラスベガスでスパーリング合宿を敢行し、12日に帰国。合宿では週に3回のスパーリングを行い、前WBO世界同級王者アンジェロ・レオ(28=米国)やアマチュアで200~300戦している選手を相手に練習をしていたという。

 那須川は「手応えはある。これでいいのかなと思いながらやっていくうちに、毎日いい発見がありました」と笑顔で報告。「向こうのトレーナーからは『普通のボクサーにはない間合いや動きをどんどん伸ばしていった方がいいと思うよ』って言われましたね」と胸を張った。

 休日には現地で総合格闘技「UFC」を観戦。「よかった。もし俺が出るんだったらインタビューは英語でやるしかないよなとか考えたりしていた。いい刺激になりましたね」とリフレッシュもできた様子だ。

 試合に向け「スピードはどの選手よりもあると思うけど、それに頼るのではなく、スピードを使わないテクニックや6ラウンドにしっかり適応できるように気を抜かずに備えたい」と力強く語った。