プロ初登板のオリックスの山下舜平大投手(20)が、31日の西武戦(ベルーナ)で開幕投手を務め、初勝利こそならなかったが、6回途中まで4安打1失点、7奪三振と好投した。
プロ3年目右腕は、初の大役にも動じることなく堂々の投球を見せた。初回に先頭打者のペイトンからプロ初の三振を奪うなど無失点で切り抜けると、3回一死まで無安打投球。9番・金子の中前打で打順は1番へと回ったが、ペイトンから2打席連続の空振り三振を奪い、マキノンを左飛に仕留めて無失点投球を続けた。
球団で一軍初登板の投手が開幕投手を務めたのは、1954年に新人だった梶本隆夫以来で69年ぶり。そんな快挙にも、山下は「一軍のマウンドで、特にビジターで投げるのはとても雰囲気があった」という。ただ、4回に先頭・外崎に中前打を許し、一死後に迎えた栗山に初球の154キロ直球を中越えに適時二塁打されて先制点を献上。「初球の入り方という部分は改善していかなければいけません」と反省した。
5回に野口の適時打で追いついてもらうと、裏の投球でギアを上げた。先頭の愛斗を154キロ直球で空振り三振に仕留め、初安打を許した金子はフルカウントからのカーブで見逃し三振に料理。ペイトンもカーブで二ゴロに打ち取った。「途中からストレートの使い方を修正していけたところは良かった」と収穫もあった。
この日は6回一死から、外崎に詰まりながらも中前へ運ばれたところでお役御免。プロ初勝利は次回以降の登板までお預けとなったが、新星の好投に刺激を受けたチームは9回に森の移籍後初アーチとなる同点弾、延長10回には宗に決勝ソロが飛び出して逆転勝ち。リーグ3連覇、2年連続日本一に向けて幸先のいいスタートを切った。












